アスリート×音楽=無限の可能性!?
未来のプロサッカー選手の方、その保護者の方、こんにちは。
モアフトの人です。
読者のみなさん、サッカーに限らずスポーツ中継を見ていて、

アスリートはなぜ試合前に音楽を聴いているのだろう。
こう考えたことはありませんか?
実はこの記事を読んでいただくと、何故プロのアスリートが試合前に音楽を聴いているのか、また音楽がアスリートにもたらす絶大な効果について知ることができす。
なぜなら、私も気になって調べてみたら、音楽には想像以上も効果があるとわかり、実際に多くのプロアスリートも音楽に助けてもらっているといったコメントを残していたからです。
この記事では、音楽がアスリートに対してどのような効果をもたらすのか、お伝えしていこうと思います。
記事を読み終えると、多くの方は以前よりも音楽を聴く回数が格段と増えると思います。
音楽には、アスリートのプレーを向上させる力があります。
スポーツを競技レベルで上達するために、プロサッカー選手になるために知っておいて損はない情報です。是非読んでみてください。そして、読んだら即実行、そして継続。
これがご自身の競技レベルを上げる最速のルーティーンです。
トレーニングの時にストレスなしで音楽を聴きたいと考えている選手に是非オススメしたいイヤホンがあります。かなりオススメです。詳細は、こちらから↓

音楽は好きですか?
突然ですが、皆さん、音楽は好きですか?
おそらく多くのプロスポーツ選手は、「もちろん!」と答えるでしょう。
というか、その質問自体聞かなくても、見たらわかりますよね。
多くのプロスポーツ選手が音楽を聴いている事実。
試合前などにテレビに映るプロスポーツ選手の耳元には、イヤフォンやヘッドホンがついていますよね。
サッカーを例にすると、テレビやネットでは国内、国外問わず、試合会場に到着した選手を乗せたバスがよく映ります。バスからおりてくる選手達、その耳元にはほとんどイヤフォンなどがついています。
これってよくよく考えると、何故ほとんどの選手が音楽を聴いているのか気になった人はいませんか?
プロサッカー選手を目指している私はめちゃくちゃ気になりました。しかも、人生で2回めちゃくちゃ気になり始めたタイミングがあります。
1回目にめちゃくちゃ気になり始めたのは、私が中学校くらいの時です。
その当時のコーチからサッカーの試合を見ることも大切だと言われていた私は、よく国内、国外問わず、サッカーの試合をみていました。
サッカーの試合内容もちろんしっかりと観戦していました。(見るのは苦手なほうで、途中で寝てしまっていたことも無きにしもあらず。笑)
それとともに、試合前に何故ほとんどの選手が音楽を聴いているのか不思議でした。
そこから中学生なりに調べた結果、試合前に音楽を聴くことは主にメンタル面で大きく効果があるとわかりました。
効果については後ほど解説します。
海外では当たり前の風景。
2回目にめちゃめちゃ気になったタイミングは海外でサッカーを始めた時です。
大学卒業後、単身海外サッカーに踏み入れた私が、驚いたことの一つに音楽があります。
それは、試合前、選手控室で試合の準備をしている時です。選手の1人がどでかいスピーカーを持ってきて、爆音でテンポの良い音楽を流し始めました。
爆音というからにはもう、部屋の外はもちろん、なんならサッカーコートまで確実に聴こえるくらいのレベルです。
私自身大学まで個人単位で音楽を聴きながら試合の準備はしていました。他の選手もしていましたので。
ただ、チーム単位で同じ音楽をしかも、外に余裕で音が漏れている音量で聞くという体験は初めてでした。
(今はすっかり慣れてしまいましたが。)
しかも、この日本ではあまり見かけない行動、私がこれまで所属したチームは全てありました。
また、相手チームも全く同じことをしていました。ホームでもアウェーでも関係ないです。自分が記憶してる中では全てのチームだったと思います。
それほど音楽を試合前に流すという行為は選手達にとって必要なことなのだろうか。
めちゃくちゃ気になった私は、調べまくって、中学生の頃よりはるかに多くの情報を手に入れました。
音楽が、アスリートの心身に与える多大な影響。
それではさっそく、音楽がスポーツをしている選手にとってどのような効果をもたらすのかこれまでの私の経験、調べたことを含めてお伝えしていこうと思います。
まずは、心理面(メンタル面)における効果から始めます。
音楽により試合前のメンタル面を操作できる。
音楽はスポーツだけに限らず人間のメンタル面にかなりの影響を及ぼします。かなりたくさんの効果がありますがここでは、競技レベルを上げるために有効な効果を下にまとめます。
- 試合前、練習前の気分を高揚させる効果
- 緊張をほぐす効果
- 集中力をアップさせる効果。
この辺りの効果が、競技レベルを上げるためには最適な効果だと思います。
試合前、練習前の気分を高める。
この効果についてはサッカーや他のスポーツをしている選手からしたら、当たり前のように知っているんじゃないでしょうか。
自分の好きな曲やテンポが速い曲を聴くと、なんだかやる気がみなぎってきませんか。
そのやる気が高まった状態というのはモチベーションが高くなっているということです。
その状態でプレーするといつも以上の結果が出ることも。
なぜ、モチベーションが高まるのか、これはアドレナリンと関係しています。
音楽を聴くことによって、身体の交感神経、副交感神経を刺激しアドレナリンの分泌量が増えたり、減ったりするのです。さらに詳しく説明すれば、かなり長くなるので割愛します。
この件に関しては非常に面白い記事を見つけたので、気になった方は是非読んでみてください。なかなか難しいことも書いてありますが、ためになることが書かれています。こちらからどうぞ。
ですので、プレーする前に音楽を聴いてる人は是非続けてください。
聴いてない選手は、好き嫌いもありますが、一度試してください。きっといつもと違う感覚、感情を手に入れることができると思います。
音楽は緊張を吸収してくれる。
大事な試合前、多くのアマチュアサッカー選手が緊張することでしょう。プロサッカー選手も同じです。アマチュアサッカー選手には考えることができないような重圧が降りかかっていると思います。
それは上のレベルに行けばいくほど、有名になればなるほどさまざまな方向からものすごい重圧がかかるのですから。
常に結果を出さなければ、すぐに控え選手になり、メンバーにも入れず、最終的にそのチームに残ることすらできない。かなりシビアな世界です。
仕事としてサッカーをすることはそういうことなのかなと私は考えます。
そこで、過度な緊張をしてしまうと、普段のプレーができず、体が思うように動かない。
よくある話です。
そこで、音楽を聴くことによって、過度な緊張をほぐすことができるのです。
だから、多くのサッカー選手、スポーツ選手は試合前に音楽を聴くのです。
過度に緊張してしまう選手や、そのような選手のご家族の方には音楽を聴いてみる、聴かせてみる。試してみてください。
思った以上の効果があります。
音楽がもたらす集中力。
周囲の雑音をシャットアウトし集中力を最大限まで高める。
この状態に近づくため、到達するために、集中力が最大限まで上がった身体の切れ味は半端ないです。なんでもできる、周りが少し遅く見える。
いわば、「ゾーンに入る。」という言葉です。
ゾーンはあると断言するアスリートもいれば、そんなものはないというアスリートもいますね。
「ゾーンに入る。」
この現象はあります。断言できます。なぜなら、私自身が実際に大学時代に一度だけ、経験済みだからです。私だけが感じたのではなく、周囲からも、別人だったな。と言われたので、明らかに私に何らかの作用が働いていたのでしょう。
このゾーンに関しては違う記事で書きたいと考えています。
とにかく試合前には、適度な緊張と集中している状態が理想です。
集中したいと思っていても、周りがうるさいと集中できませんよね。そんな時に音楽はとても心強い味方になります。
元フィギュアスケートの浅田真央選手が本番直前まで、イヤホンをして音楽を聞いているシーンは何度も見たことがある人はいますでしょうか。
浅田選手はそのことについてあるインタビューで、「音量を上げて音楽を聴き、周りの雑音を消していた。」というようなコメントをおっしゃっていました。
世界的に有名な選手でも周りの雑音は気になるようですね。だからこそ、音楽は集中するうえでで重要なツールとなるのです。
音楽を上手く活用すれば、集中力が増し、試合中のパフォーマンスを高めることもできます。
試合前にはぜひ音楽の活用をお勧めします。
音楽を聴くことでプレー面も向上する?
次に、音楽がサッカーにおける身体面にもたらす効果について、お伝えしようと思います。
私がお伝えしたい効果は以下の通りです。
- 身体的な苦痛の軽減
- リズム感の取得
音楽は苦痛さえも凌駕する。
これは、サッカーからは少し離れますが、ランニング動作の時に、感じることができます。
この記事を読んでくださっている皆さんも一度は音楽を聴きながら、ランニングした経験があるのではないでしょうか。
その時に、音楽を聴きながら走っているといつの間にか長い距離を走ることができていた。
こんなことがなかったでしょうか?
私はよくあります。これも音楽の力なんです。
音楽には苦痛から焦点をそらし、きついと感じることを忘れさせてくれるのです。
リズム感を取得すると、ドリブルは進化する。
サッカーにおいて、何故ブラジル人はドリブルが上手いのか、
それは「ジンガ」を持っているからだ!
サッカーをしていれば一度は聞いたことがあります。
ブラジルのプロ選手は本当にボール扱いが上手い選手が多いですよね。あれってただテクニックがあるだけではなくて、テクニック+リズムが備わっているからだと私は考えます。
また、リズム感だけでいえばアフリカ出身の選手はかなり独特のリズムを持っています。
まずは、この動画をご覧ください。
youtubeより引用
独特なリズムですよね。この独特のリズムともともと備わった恵まれた身体能力によって人間離れしたプレーが可能なのだと思います。
私自身、海外でプレーしていますが、アフリカ出身の選手とマッチアップする時が、一番嫌です。オフェンスもディフェンスもリズムが独特で、日本では経験したことのないタイミングで足を出してきたり、フェイントをかけてきます。
リズムが違うだけでこんなにもプレーの幅が広がるのなら、日本人はこのリズム感というのを身につけるべきではないでしょうか。
では、このリズム感を日本人がつけるにはどうしたらよいのか、
音楽を聴くことはかなり有効な手段の一つだと思います。ここで重要なのは、日本の音楽ではないということ。
海外の音楽、本気で上手くなりたいのなら、ブラジルやアフリカの音楽を聴いてもよいでしょう。そして、もしできるのであれば、その音楽に合わせて、ボールを触ってみる。
最初はかなり変な感じがします。日本のリズムと全然違いますからね。当たり前です。
しかしながら、そのリズムに合わせて、ステップを踏めること、ボールコントロールができるようになった時には、ドリブルでどんどん相手を抜ける選手になる可能性が高くなります。
このリズム感というのは幼少期の時ほどつきやすいといわれています。サッカー選手を目指しているお子さんがいるのであれば、早めに教えてあげてほしいと思います。
ジンガに関しては、「ジンガ トレーニング」と調べればいくらでもトレーニング方法が出てくると思うのでぜひ有効に活用してください。
聴くなら邦楽、それとも洋楽?
音楽がサッカー選手にとって良いことはわかったけど、実際どんな音楽をきいたらいいかわからない選手もいると思います。
試合前、試合後などの時間によって変わってきますが、一番いいのは、自分に合った曲を聴くということです。
リズムの洋楽、言葉の邦楽
私は基本的に、試合前は日本語の音楽を聴きます。自分の気持ちを高めてくれるような歌詞が入った曲を選曲しています。
応援ソング的な感じですかね。代表例を挙げれば、GReeeeNの曲です。めちゃめちゃメジャーですね。しかしながら素人が言うのもなんですが、GReeeeNの楽曲の音楽性は言うまでもなく素晴らしく、なおかつ歌詞がアスリートの心情と非常にマッチするんです。
心が折れそうになった時、何度も助けられました。あんまりGReeeeNの楽曲を試合前、練習前に聴かないという選手たち、是非歌詞に注目して聴いてみてほしいと思います。
YOUTUBEより引用
この曲の歌詞は、自分が今まで時間を費やしてきた自分と重ね合わすとかなりやる気が出ると思います。特にサッカーノートを毎日書いているという選手にはもってこいの楽曲だと思います。
私はまだプロサッカー選手ではないので、皆さんの信用を得ることはなかなか難しいと思います。
ですが、元サッカー日本代表キャプテンで、37歳ながら現在もブンデスリーガでレギュラーとして活躍する長谷部誠選手も音楽について、彼の著書の中で以下のようなことを述べています。
「音楽には不思議な力がある。メロディや歌声も大事だが、僕は歌詞をしっかりとらえながら聴く。」 心を整える(2011年 幻冬舎刊)
長谷部選手が試合前によく聴く曲は、皆さんもご存知の通り、Mr.Childrenの楽曲です。
このように歌詞を聴いて集中力を高める選手もいます。
一方で、海外の選手なんかは、その音楽のリズムによって自身のモチベーションを上げていっている印象があります。
私のチームメートもテンポの速い曲を聴いて、リズムに乗りながら試合の準備をしている選手が多いですね。
曲の刻むビートが自分の身体の中にあるリズムとシンクロしてくるにつれて、集中力が高まっていくのでしょう。
結局一番いいのは、自分が良いと思った曲。
色々とお伝えしてきましたが、結局は、自分の体に合ったリズムの曲やその時々の心情の状態に合わせた曲を選曲できるかが自分の試合でのパフォーマンスにつながると、私は考えます。
自分のお気に入りの音楽やリズムがあるのであれば、それを聴いて試合前も平常心を保つということもできます。
私は、これから多くの時間をかけて、皆様にモチベーションが上がる、集中できる曲をいくつかのテーマに分けてお伝えしていければと考えています。
その中に、少しでも多くの選手が試合前に選曲してくれるような楽曲があれば、嬉しい限りです。
トップアスリートであるほど、自身をよく理解し、どうすればパフォーマンスがもっとも発揮できる状態であるかを熟知している。
そこへ持っていくために「音楽」をどう使うか。
オーダーメイドである理由、あるべき理由がわかるはずだ。
まとめ
- 音楽には競技レベルを上げる力がある。
- 周りの雑音を消し、集中力を高めるための最適なツール。
- やる気を高めるために音楽を聴くことは効果的。
- 自分にあった曲を探すべき。
今回はサッカーに限らずすべてのアスリートに音楽の持つ力をお伝えしました。
是非、試合前などにお気に入りの音楽などを聴いてほしいと思います。
思っている以上にやる気や集中力が高まりますよ。
トレーニング時もイヤホンをつけながら音楽を聴きたいというサッカー選手やアスリートの方は多いと思います。そんな選手の方々にお勧めしたいのがPOWERBEATS PROというイヤホンです。どんな激しい動きをしてもぜんぜん耳から外れないのでかなりオススメします。詳細は↓

では!
〈参考URL〉
アスリートが試合前に聴く、パフォーマンスを高める音楽とは (newspicks.com) 運動と音楽(BGM)の可能性を探る。「ジムで話しかけられる」の解決方法は“イヤホン”が最強
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